DOCTOR COLUMN
移転に向けて
ホームページにありますように当院は来たる8月16日に移転を予定しています。
最も大きな変更は、画像診断ツールとしてC Tを導入することです。
現在の当院での画像診断はレントゲン検査、内視鏡検査、超音波検査の3つですが客観的に全臓器を一律に画像チェックできるC T検査が追加されることはますます有用な情報を得ることができます。
これまでC T検査が必要な患者さんには、他施設に依頼していただいておりましたが移転先ではその時間のロスが省けますし、私たちの診断能力も向上するでしょう。
具体的には…
腹部臓器においては患者さんの体型に関係なく臓器の形態的変化が描出されますので診断がより正確に行えると考えています。
また胸部、特に肺疾患はレントゲンに比べより正確に描出されますので小さな肺炎などは検出されやすくなります。
今後A Iが発達し画像診断能力もますます向上していくことが予想されます。
とはいえ、患者さんには被曝という身体的侵襲も与えてしまうことを忘れず検査を適切に行くつもりです。
なるべく当院で診断が完結でき、患者さんがより安心して受診できるようなクリニックにしていきたいと考えています。
著者 名誉院長 菅原 淳